巻き爪・陥入爪の治療

巻き爪・陥入爪とは

巻き爪(湾曲爪)・陥入爪(さし爪)は、爪のふちが皮膚に食い込んでいる状態をいいます。主に足の親指に起こり、ひどくなると化膿して腫れ、強い痛みを伴います。原因は生まれつきの場合もありますが、ほとんどが後天的なもので、爪の切りすぎ(深爪)、先のとがった靴の着用、運動、長時間の歩行、外傷などにより発症します。

当クリニックでは、患者様の症状に合わせて、さまざまな方法での治療を行っております。

治療期間

爪の厚さや巻きの強さ、炎症や感染の有無によって個人差があります。症状が軽い場合は1回の矯正で楽になる場合もありますが、巻きが強い方は1年以上かかる場合もあります。

矯正方法

矯正治療に伴う痛みはありませんので、安心してご相談ください。

  • 超弾性ワイヤー挿入法

    爪先に2ヶ所穴を開け、超弾性ワイヤーを通して固定します。
    ワイヤーは弾力が非常に強いので、曲げても折れることは無く、真っすぐに戻ろうとする性質を持っています。
    このワイヤーの性質を利用し、変形した爪を平らに矯正していきます。
    約2ヶ月おきにワイヤーの入れ替えを行います。

  • VHO式巻き爪矯正

    専用のスチールワイヤーを爪の左右に引っ掛け、専用のフックで巻き上げて爪を持ち上げます。
    人工爪でワイヤーの固定部分をカバーするので日常生活に支障はありません。
    固定したワイヤーは約4ヶ月おきに付け替えを行います。
    深爪で超弾性ワイヤー挿入法ができない方におすすめです。

  • 人工爪による巻き爪治療法

    巻き爪になる大きな原因として、長年にわたる爪の切りすぎ(深爪)があげられます。
    爪が短い場合の巻き爪でお悩みの方に、人工爪(スカルプチャー)を用いて爪の長さを出す治療を行います。 ある程度爪の長さがあると、爪は巻きにくくなり、痛みも軽減されます。
    ご自分の爪の上に沿って、アクリルの人工爪を装着することで爪を補強し、長さを出して痛みを軽減させます。
    薄い爪、弱くて割れやすい爪の補強などにもおすすめです。

日常生活で気をつけること

予防の基本は、爪を短く切りすぎないことです。爪は指先と同じくらいの長さを目安にし、角を深く切り込まず、四角に近い形に整えましょう。爪の角を丸く切りすぎると、伸びてきた爪が皮膚に刺さりやすくなります。

また、足先を圧迫する靴は避け、つま先に余裕のある靴を選ぶことも大切です。赤みや腫れが強い、膿が出ている、歩くと痛い、何度も繰り返す場合は、早めの受診をおすすめします。


参考情報

  • 日本創傷外科学会「陥入爪・巻き爪」

  • 日本皮膚科学会「皮膚科Q&A 陥入爪」

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